「RSS広告が開始」とGoogle Adsenseにおける危険 | お嬢さん、アフィリエイトはおよしなさい

「RSS広告が開始」とGoogle Adsenseにおける危険

PPC広告の未来が気になる4044です。こんばんわ。

当ブログはこういう時事ネタを追うブログではないのですが、ちょうど書こうと思っていたことに関連するので取り上げてみます。

コンテンツ連動型RSS広告でブロガーが稼げる--RSS広告社が個人向けで初

この記事の中で注目したいのは、RSS広告ということだけではなく、個人向けのコンテンツマッチ広告の分野でGoogle Adsenseと競合する部分があるということです。

Google Adsenseとの大きな違いは、ブログの承認が必要な点です。

Google Adsenseはプログラムポリシーに反しない限りは自由に広告コードをつけることができます。
これは一見すると便利なようですが、Adsenseから一定の収益をあげているようなサイト管理者にとっては、危険な側面を持っています。
どのように危険かということは悪用されると嫌なので書きませんが、以前に取り上げた「Adsense狩り 」よりも陰湿な方法でサイト管理者を危機に陥れることができます。

Googleは問題が表面化する前にシステムの変更をする必要があるように私には思えますが、Googleの姿勢は不正クリック排除と、サービスの拡大にだけ集中しており、サイト運営者の保護という方向性には向いていないように見えます。
様々なブログなどでのAdsense狩りの対応を見ても、問題のあるアカウントは停止すれば良いという考え方のようですしね。

経済的な効率を考えたら当たり前のことかもしれません。
たかだか月あたりに数十万円程度を稼ぐ個人サイトのために、システムを再構成する必要性などGoogleにはないのですから。
それよりは広告主が無駄な広告費を払っていないということのほうが大事なのです。

今のままのシステムを続ければ、Adsense狩りのときのように、また罪も無いサイト管理者が標的とされる可能性があります。

コンテンツマッチ広告サービスの分野で競合するサービスが出てくる事は、そういった人達にとって朗報ですし、Googleの姿勢にも影響を与えるかもしれません。

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